AT限定

昨日戯れにgoogleで「小型二輪 はてなダイアリー」で検索したところ、この神戯日記が二番目にヒットしました。つまり今はてなダイアリーで小型二輪を語らせたら、俺がナンバー2って事ですか。萌えてきました。そんなわけで今日は今年の初夏頃に始まる予定の、AT限定二輪免許についてちょっと書こうかと思います。よってオタクネタは一切排除の方向で。でも突然何の前触れもなく「ひぐらしのなく頃に」みたいな人気のある単語を使用して人を釣る可能性はあります。その辺は両者とも我慢してください。
で、AT限定二輪免許。今教習所で二輪免許を取ろうとすると、MT二輪免許しか取れません。ATは「オートマティック・トランスミッション」、MTは「マニュアル・トランスミッション」の略です。一言で言うとATは楽、MTはしんどいです。もっと分かりやすく言うとATは「マリオカート」、MTは「ゼロヨンチャンプ」です。間違いなく分かりにくくなってますね。いいんです。狙い通りです。
で、二輪でATとMTはどう違うのか。ATの場合、右手でアクセルひねったら走り、ブレーキ握ったら止まります。それだけです。アホでも乗れます。
MTは右手がアクセルと前輪ブレーキ、右足が後輪ブレーキ、左手がクラッチ、左足がギアチェンジです。発進するときはギアをニュートラルに入れてエンジンオン。クラッチ切ってローギアに入れます。それからアクセルを少し回しながら半クラッチ状態にすると動き出します。既によく分かりません。というか全身をフルに活用しないと動きません。頑張りましょう。
ATとMTの簡単な見分け方ですが、スクーターはATでそれ以外はMTと考えたらいいと思います。スクーターってのは足を揃えた状態で乗れるバイクのこと。つーか道を歩いていたら一番よくみかけるバイクです。MTは跨がなきゃいけないバイクです。郵便屋さんとか新聞屋さんが乗ってる奴はホンダのカブと言いまして、セミオートマティックという微妙な区分なのでちょっと困りますが、大体あんな感じがMTです。右足と左足が忙しそうな奴。
今教習所ではMTしか取れない訳ですが、今売れ筋で人気のあるバイクは大半がATだったりします。実際俺もATに乗ってますし。つまり「俺はATのバイクに乗りてーんだよ!なのに何でクソ面倒くせーMT免許なんて取らなきゃなんねーんだよ!ざけんな!」とか言う人が多いわけです。
で、そんな声が政府に届いたらしく、今年の6月頃からAT限定二輪免許がスタートです。何でしょうか。政府と二輪メーカーが談合してるのかと思ってしまう程早い決定です。ま、多分してると思います。だってAT限定二輪免許が実施されれば、それまでMT免許を取るのが面倒だと思ってた奴らが動くわけですから、二輪メーカーとしても美味しいわけです。だれも損しません。敢えて言うなら俺が損してます。ATしか乗ってないのに。
そんなわけで、現在日本の主要二輪メーカーが様々なATバイクを開発中の模様。で、今日本屋さんでスクーター系の雑誌を読んでいたら、2年前の東京モーターショーで出展されていたATバイクが、今年のAT限定二輪免許解禁を機に発売される可能性があるとのこと。そんなわけでgoogleでイメージ検索をしてみました。
色々出てきましたが、中でもホンダの「GRIFFON」とスズキの「G-STRIDER」が目に止まります。両者共に格好良すぎます。「GRIFFON」の方は鏡が付いてませんが、それはCCDカメラが後部に付いていて、スピードメーター横にある液晶画面に後ろの様子が映し出されるとのこと。便利です。
そして「G-STRIDER」は今流行のクルーザータイプを窮めた感がある近未来的デザインが素敵です。
「乗りたいのか?テツオ」(CV岩田光央
…という声が聞こえてきそうです。是非とも赤色を出してください。
で、こんなに素敵なバイクですが、欠点が2つ程あります。一つは、これらのバイクは東京モーターショーのコンセプトモデルとして出展された物なので、そのまま発売される可能性は低いということ。出て欲しいですが。
あともう一つは、両方とも排気量が750を越えているということです。俺乗れねーのかよ!?せめて「G-STRIDER」だけでも乗らせてください…
…ま、俺は東京モーターショーに行ってませんし、俺も免許取って5ヶ月しか経ってないので、知識なんて全然ありません。だから今日の日記もあまり信用しないでください。多分どっか間違ってますので。でもこれから神戯日記を通して知識深めていくから待ってて下さい。

参考
http://www.asahi.com/car/tokyo2003/photo/bike-japan.html