細い

昨日と今日の二日間で走行距離100㎞も増えてました。まあ俺は全然疲れてませんでしたが。花粉が辛かっただけで。だから11月の大学の学園祭なら早朝から走ればスペイシーでも行けそうな気がする。
そんなわけで昨日の続き。何かあみょんの乗ってたXR250がやたら良いように思えてきた。よく考えたら自分より排気量の大きい二輪に付いて走ったのは昨日が初めてだった訳で。今まで中型ってのは大きくて五月蠅くて無駄に速いだけだと思っていたのですが、あみょんの走りを後ろから見ていてその考えが変わったというわけです。
まず一つに、細い。信号待ちしている車の間をガンガンすり抜けてゆくあみょん。俺も何とかしてついて行こうとしますが、どうしても差は広がってゆきます。なんということか。小型二輪というからには中型より身軽で当然だと思っていたのに。「マリオカート」じゃマリオよりキノピオの方が身軽なのに。実際の世界じゃキノピオはマリオより鈍かったのです。というかスペイシーが太いだけって気も少ししますが。
次に予想以上に大きい積載量。ヘルメットをぶら下げられるのは当然のことですが、昨日は新調したばかりのリアキャリアにゲームキューブ(箱入り)を積んでました。上出来です。他にも鞄やらボックスやらも、付ける気になれば(デザインを気にしなければ)いくらでも付けられるとのこと。要するに金さえ出せばスペイシー並に物を積むことが可能な事が発覚。そうなると問題は馬力の差になってきますが、一応スペイシーは350mlのチューハイ12缶を後部ボックスに積んだ状態で坂道を走れば40㎞/hが限界だということだけ言っておきますね。
まあこんなもん。積載量で負けたのは、ある意味スクーターの存在意義を完全否定されたようなモンなので、若干凹んでおります。ただスペイシーが勝っている要素は無いわけではありません。まず音。無茶苦茶静かです。堀川通りで信号待ちをしている時なんかは、自分のエンジンの音が聞こえませんから。何か微妙に縦揺れしているだけです。
そして何よりも燃費。原油価格が過去最高値を更新し続ける昨今、この燃費の良さが何よりも重要であることは周知の事実。またかつて地球環境系の大学に進もうとしたものの、地学と物理が分からなくて挫折した俺としては絶対に無視できない部分であります。私たちは地球という宇宙船で生きているという事を忘れてはいけません。そのためには、馬力欲しさにスペイシー(4st)よりも値段の高いリード(2st)をわざわざ買ってみたり、赤いレプリカで1速を維持して走るような真似を間違ってもしてはならないのです。
そんなわけだから俺はスペイシーが大好きなのです。